昼間のメバルは、海底からやや浮いた位置で、斜め上を向いてホバリングしています。

 
この姿は水族館などで見た人も多いのではないのでしょうか。

 
あまり遊泳力がつよくないため静かな海域を好み、波風がでると着底するので喰いが止まります。

 
それぞれ散らばって海底に腹を着けて休憩し、海が凪いで潮が動きだすとまた浮き上がって群れをつくるようです。


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釣り人の間ではメバル凪などという言葉がありますが、メバルのこうした習性を表したものです。

 
数10匹単位の群れがいくつか集まって大きな群れを構成し、水深に余裕がある場所では上下に分布しますが、水深が浅い場所では、密度が薄く平面的に広がります。

 
メバルだけに限りませんが一つの魚種で体の大きな個体は強く仲間にエサを横取りされる心配がなく、その場で居喰いすることが多くなりますので、釣り人に対して大きな反応を送ってくれません。

 
逆に小型のメバルはエサを盗られないよう、捕食したら、すばやく安全な場所まで逃げようと反転するのでフッキングします。

 
メバル釣りに限らず、大型の微細なアタリをとることが釣りの秘訣につながります。

 
また、日中のメバルは集団で等間隔に並んでいることが多く、居眠りしているので、かなりまで近づくことができますが、側線レーダーはオンにしたままなので、ある一線を超えると、波動を感知して逃げだします。

 
夏場に素潜りなどで、テトラの穴や岩陰を覗くとこのような光景を見ることができます。

 

ヤスで突こうとヤスを近づけるとパッと逃げるのですが、少し離れた場所から狙うと比較的簡単に捕獲できるのはこうした習性のためと考えられます。

 
夜行性のメバルは、光りが乏しい環境に適応するため、眼が大きく発達しました。

 
夜陰に紛れて小魚を襲う以上、対象がよく見えないことには生命を維持ですし、月夜ばかりでなく、新月の暗闇でもエサを喰う必要はあります。

 
そのためメバルは、深海魚なみに大きくて暗視能力の高い眼を持つことになりました。

 
ですから昼間の釣りのためのハリスは細く、針は小さくなっています。

 
夜間は比較的太め、大き目の針を使えるようです。

 
メバルは大きな魚ではありません。敵に襲われやすいので群れを作って身を守り、海底近くから上を見上げて生活しています。

 
海底にいれば少なくとも下から襲われる心配はなく、上だけに注意していればいいのです。

 
口は受け口になっており、これは下から獲物を襲う魚種に見られる特徴です。

 
さらに、口が大きくて歯が小さく貧弱なことから、獲物を呑み込むタイプの魚だと判ります。

 
こうした習性から、大きな合わせは必要なく、向こう合わせで釣ることのできる魚なので食い込みを重視したタックルが良いとされます。

 
前述のようにメバルは、目が良い魚なので澄み潮で、連続した釣果は難しくなります。

 
メバルは泳ぐ力が強くありませんから一箇所でのメバルの時合は数分~30分と極端に短いため実釣時間は限られます。

 
時合を逃さず、このときの手返しの良さが釣果を左右する釣りといえるでしょう。

 
昼間は水深のある場所に潜み、陽が落ちる頃になるとエサを求めて中層から表層を活発に泳ぎ回ります。

 
夕暮れと干潮が重なると、喰いが立ったメバルはスネくらいの水深でも捕食行動をします。

 
防波堤などの外灯の周辺でボイルが見られることもありますがちょうど同じような時季にあたります。

 
短時間に爆釣することがあるようですが、警戒心がつよい魚なので1匹釣れただけで喰いが止まることもあります。


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