船釣りをする時は、防波堤や砂浜で釣りをするのと異なり、船に備え付けてあるものとのバランスで異なることがあります。
竿、仕掛けなど直接釣りをするため以外で、船釣り独特のものを考えてみました。
船釣りをする時は、防波堤や砂浜で釣りをするのと異なり、船に備え付けてあるものとのバランスで異なることがあります。
竿、仕掛けなど直接釣りをするため以外で、船釣り独特のものを考えてみました。
いかなごとは、スズキ目 イカナゴ科の魚類。 形がカマスに似ていることから、「カマスゴ(加末須古)」と呼ばれることもある。稚魚は地方により「コウナゴ(小女子)」、「シンコ(新子)」と呼び、成長したものを「メロウド(女郎人)」、「フルセ(古背)」と呼ぶ。九州では「カナギ」と呼ばれる。北方系の魚であるため夏には砂に潜って夏眠を行うが、夏眠に適した粒度分布の海砂がコンクリートの骨材にも適していたため瀬戸内海のイカナゴ夏眠水域の海砂が建設資材として大量に採取され、瀬戸内海の多くの漁場が壊滅的被害を受けている。(Wikipediaより引用)
要は、新子が出てくる時期が有名なので、3月、4月の魚のような気がしますが、夏場は冬眠ならぬ夏眠をしている魚です。
シラウオと混同する人がありますが全然異なるなる魚種です。
シロウオは、日本各地の沿岸の浅瀬に生息しており、産卵のために川に遡上します。
最近は釣りエサとして釣具屋に置かれるようになっていますが絶滅危惧Ⅱ類に位置づけされています。
生きたまま食する人もあるようですが、釣り餌としても生きが良く冬場の根魚のエサとして重宝します。
メバルの船釣りの場合、夜釣りと明るい間の釣りでは多少差があり、やはり明るい間の方が繊細さは要求されるようにも思います。
どちらも仕掛けのトラブルはご法度ですから、とにかくハリスにトラブルがないようにエサをつける必要があります。
夜釣りの場合は青虫(青イソメ)である程度かさがあり、重量もありますから、餌が潮下に向かって引っ張られながら流れていますので比較的トラブルは少なくなるように感じます。
明るい間の釣りの場合は、シラサエビ、シロウオ、生きイカナゴはどれも軽量ですので、潮の流れに影響を受けやすく、特にシラサエビの場合はつけ方によってはハリスに回転が加わりトラブルの原因にもなりやすく注意が必要です。
シラサエビは尻尾を残しておくとそれが舵のようになり回転するといわれます。
図に示したものが、阪神間でのシラサエビの標準的なつけ方です。
1本の仕掛けに5本以上の針がある場合は手際よくつけなければなりませんので、常連さんは釣り場に着く前にはさみで尻尾を落としています。
1.使う針にもよりますが、明るい間のメバル釣りの場合は小ぶりの鈎に小ぶりのエサというのが定番ですから、生きの良いものを選びます。
2.尻尾を落とし、落としたところから鈎を通し、腹側に鈎を抜きます。
3.シラサエビが生きていることを確認してください。
エサは仕掛けの上鈎から順につけていきます。
鈎と鈎の間隔は60cmから80cmありますから、1つ目を付けたらリールを巻いて、2つ目をつける。
また、リールを巻いて3つめをつけるという順でつけていきましょう。
また、船上ではできるだけ錘を手元に置き、穂先が少し曲がるくらい、仕掛けを張っておきましょう。
ハリスはぶら下がらせておきます。
このとき、エビがくるくる回るようだとハリスに癖がつきやすくなりますので注意します。
ハリスのトラブルはこのほか、仕掛けを海中に沈めるとき、巻き上げる時に多く発生しますので、落とすときにはサミングするなどの工夫も加えます。
メバルは夜行性であることは周知の通りですね。
夜行性であり、光に集まることは良く知られていて、昔はランプ釣りなど明かりを点してメバルを集めて釣る方法も取られていたようですが、乱獲を防ぐために遊漁船でもこの釣法はとらないように定められているそうです。
特に、冬の時期は半夜釣り自体をする遊漁船はほとんどありません。
となると、早朝に出船して明るくなってから、夜行性のメバルを釣るということをするわけですからひと工夫も、ふた工夫も必要になるわけです。
メバルの習性は別の記事にも書かれているとおり
1)岩礁などの岩陰や物陰などに群をつくっています。
産卵期には浅場に移動することもありますが、回遊する魚ではありません。
2)潜む棚は海底から10cmくらい浮上しており、底べたに腹をつけているようなことはありません。
一般に大型は底層、中型は中層にいるとされています。
3)動きはすばやくなく、緩慢。
上から落ちてくるエサを、斜め上を向き下あごの出た口で受けるように待っています。
4)目は良く見えるので、サルカンなどの光った仕掛けは避けるといわれています。
5)昼は見張りを立て、群の大半は動かずに寝ているといわれ、エサを見つけても潜んでいる場所からは大きく動かず、エサを追う範囲は2m位までといわれます。
夜間は6,7m位活発に追うそうです。
6)捕食行動はエサを口に入れ反転するのは小型が多く、大型はエサを口に入れたら動かず、そのままじっとしているとも言われています。
明るい時間帯のメバルは、活性が高く地合でなければほとんど巣である根から離れずいるという習性から、基本は根の際を狙うことが第一となります。
根掛かりを覚悟で狙うくらいの気持ちが必要でしょう。
対策としては、枝ハリスの長さはあまり長くせず、根掛かりしたり、癖が付いたら取りかえるということが考えられます。
また、メバルは斜め上を向いて上から落ちてくるエサを待っているということから、誘いは上から下への誘いが必要となります。
一般に誘いというと下からゆっくりと上に誘いあげることをしますが、メバルに限って言うと逆になるわけです。
これは結構慣れないと難しい誘いです。
ハリスが50cmの仕掛けなら穂先を50cmほど下げ、エサの付いたハリスが50cmほどゆっくり落ちることを演出するわけです。
潮が流れている時はさほど気にせず、竿先をその棚で止めておくようにすれば良いですが、潮がゆるいときや止まっている時の誘い方を知っておくと釣果は伸びるはずです。
目の良いメバルが、昼は活性が低いのに、しかも針が見えている可能性が高いのに何故釣れるのかは、はっきりしたことはわかりませんが、反射食いという動くものに反射的に食いついてしまう習性であろうと考えられています。
違和感のある誘いでなく、エサの生きが良く動くと反射的に食いついてくるというわけです。
釣り人の間では、ハリスを08号にしないととか、いや06号まで落とさないとかささやかれますが生きの良いエサで、癖の付いていないハリスであればよいということです。
ある船頭さんは「ハリスを落とすより、元気なエサをつけなさい」とアドバイスをしてくれました。
1月から3月くらいまでは明るい時間帯のメバル釣りの盛期です。
シラサエビ、シロウオ、イカナゴと餌は変化するでしょうが、とにかく元気なエサを使うということを第一にメバル釣りを楽しみたいと思います。